医療法人社団菫会 園部病院 リハビリテーション

リハビリテーション

Rehabilitation

リハビリテーション部

医療法人社団菫会 園部病院 リハビリテーション部

部長 大沼 俊博

■ 基本理念

リハビリテーション部のセラピストである理学療法士、作業療法士は、姿勢・動作分析に基づいたリハビリテーションを提供し、地域の方々の健康増進に寄与する。

■ 基本方針

  1. セラピストは治せる治療家として勉学に励む。
  2. セラピストは患者様の姿勢・動作分析から適切な評価を実践し、治療する。
  3. セラピストは患者様がリハビリテーションを受けることで明るい生活を取り戻し、笑顔が見られるようにする。

部門構成

当院のリハビリテーション部は、以下のように構成されています。

■ 医療保険でのリハビリテーション部門

入院:一般病床(急性期)でのリハビリテーション、地域包括ケア病床でのリハビリテーション

外来:通院でのリハビリテーション

■ 介護保険でのリハビリテーション部門

在宅:訪問リハビリテーション

通院:通所リハビリテーション

■ 臨床リハビリテーション研究部門

臨床:動作分析に基づいた運動療法の実施

教育:臨床指導、実習生の受け入れ

研究:学会・論文発表

ご入院中や外来の患者さまに対する医療保険でのリハビリテーション、訪問リハビリテーションや短時間のデイケアとして介護保険でのリハビリテーションを提供させていただきます。
臨床リハビリテーション研究部門では、症例研究や基礎研究を通してリハビリテーション技術の向上に努め、効果的なリハビリテーションが提供できるように努めております。

スタッフ構成(令和5年10月時点)

・理学療法士 17名
・作業療法士 1名

理学療法

骨折や変形性の関節症、肺炎や脳梗塞、パーキンソン病などの発症により、運動機能が低下した患者さまへの運動療法を実施します。さらに日常生活場面を想定した動作の指導を通して、疾病の再発予防に向けた取り組みをおこないます。
担当セラピストによる問診、姿勢動作分析をもとに、患者さまの運動機能の評価をおこない、個別性に応じた運動の処方を心掛けています。

作業療法

食事動作、更衣動作、トイレ動作といった身のまわり動作から日常生活活動での家事動作や仕事、趣味に必要な動作の獲得を目指します。
また、情報収集をもとに患者さまの日常生活動作の評価をおこない、個別性に応じた安全におこなえる動作の方法をご提案します。

物理療法

水、熱、光、電気などの物理的エネルギーを用いて、疼痛・むくみ・循環などの改善を図ります。
(マイクロ波治療器、ホットパック、頸椎および腰椎の牽引装置、超音波治療器など)

医療保険でのリハビリテーション部門

① 入院中の患者さまへのリハビリテーション

一般病床、地域包括ケア病床にご入院中の患者さまに対して、主治医の指示のもと、退院へ向けたリハビリテーションを実施いたします。
複数のセラピストによる担当制にて、身体機能の向上を目的とした充実したリハビリテーションが提供できるように努めております。
退院の際には、在宅での生活や家屋の評価、ご家族さまに向けた退院後の動作の注意点をご提案させていただいております。

医療保険でのリハビリテーション部門
医療保険でのリハビリテーション部門

② 外来の患者さまへのリハビリテーション

主治医の指示のもと、整形外科、脳血管疾患の患者さまを中心に、個別の運動療法や温熱療法、牽引療法等を実施させていただきます。
外来リハビリテーションは予約制とし、症状に合わせて、担当セラピストと外来リハビリテーションの実施頻度をご相談させていただき、自宅でもおこなえる運動メニューをご提案させていただきます。

外来でのリハビリテーション時間

診察時間
9:00〜12:00
17:00〜19:00

(日曜祝祭日、年末年始は休み)

外来の患者さまへのリハビリテーション
外来の患者さまへのリハビリテーション

介護保険でのリハビリテーション部門

① 訪問リハビリテーション (そのべ訪問看護ステーション)

医師の指示およびケアマネージャーが作成するプランに基づき、在宅にてリハビリテーションを利用して頂くサービスです。
理学療法士または作業療法士がご利用者さまのご自宅を訪問し、日常生活の自立に向けたリハビリテーションを行います。
また主治医、そのべ訪問看護ステーションの看護師との連携を図ることで、安心して在宅でのリハビリテーションをご利用いただけるよう努めております。
そのべ訪問看護ステーションのページ
在宅でのリハビリ:パンフレット(PDFファイル)

介護保険でのリハビリテーション部門

② 通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション

医師の指示およびケアマネージャーが作成するプランに基づき、通所でのリハビリテーションを利用して頂くサービスです。
当院の通所リハビリでは、リハビリテーション特化型デイケアとして、1時間半程度の時間のなかで、担当のセラピストによる個別での運動療法とともに、物理療法や運動機器を用いた運動をご提供させていただきます。
通所でのリハビリ:パンフレット(PDFファイル)

通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション

通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション

通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション
通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション

臨床リハビリテーション研究部門

当院のリハビリテーション部では、「臨床」「教育」「研究」に対して取り組むことで、知識と技術の向上を図り、患者さまに還元できるように努めております。所属するセラピストは、ラダー(到達目標)をもとに、正しい評価により問題点を把握し、質の高いリハビリテーションが提供できるよう、日々自己研鑽し、取り組んでいます。

  1. 「臨床」では、姿勢・動作分析に基づき、患者さまの問題点に即したアプローチの実践を心掛けています。
  2. 「教育」では、法人顧問である関西医療大学大学院の鈴木俊明教授により、臨床指導、症例検討会を実施していただいており、セラピストの育成に力を入れております。
    卒後教育のための勉強会としては、関西理学療法学会の講習会にて、コンセプトに沿った教育の充実を図っています。
    また菫会グループである学校法人スミレ・アカデミー神戸リハビリテーション衛生専門学校をはじめとし、関西医療大学の実習生の方々への教育を実践させていただいております。
  3. 「研究」では、症例研究報告や表面筋電図を用いた姿勢・動作中の筋活動の解析、超音波画像診断装置による機能診断に関する研究をおこなっています。研究を通して臨床の疑問を解決することで、科学的な根拠に基づいたリハビリテーションの実践につなげるよう努めています。
    院内教育だけでなく、学会・論文での発表をおこなうことで、研究活動が発展していけるよう取り組んでおります。

業績集

リハビリテーション室について

1階と3階に、明るい雰囲気を感じることができるリハビリテーション室を設けております。

リハビリテーション室 (1階)
リハビリテーション室 (1階)

リハビリテーション室 (1階)

リハビリテーション室 (3階)
リハビリテーション室 (3階)

リハビリテーション室 (3階)

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