
切り傷、擦り傷や打撲などの外傷の治療や、粉瘤や脂肪腫などの皮膚皮下腫瘍の切除、痔核や直腸脱などの肛門疾患の治療、鼠径ヘルニアや腹壁ヘルニアなどの手術を積極的に行っています。
消化器外科としては、急性虫垂炎や胆嚢炎、腸閉塞などの救急疾患について緊急手術を含めた治療を行っています。また、胃がんや大腸がんについても手術を積極的に施行しており、手術前後の抗がん化学療法も含めて集学的治療を行っています。ご高齢の方が多い地域ですので、患者さんの全身状態や併存疾患・リスクを考慮し、ガイドラインに準じた標準治療を基本としつつも根治性と手術侵襲のバランスを考えて、患者さん一人ひとりに対して最善と考えられる手術を施行できるよう心がけております。近年では腹腔鏡手術を積極的に取り入れており、胃がんでは2割ほど、大腸がんでは8割ほどの手術を腹腔鏡で施行しています。大病院のように数多くの手術を行ってはいませんが、小規模な病院だからこそ綿密な治療・ケアができると考えています。がんの緩和医療についても、訪問看護や訪問診療を含めて積極的に行っています。
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